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番組審議会とは、南海放送が放送する番組の向上改善と適正を図るため、
放送番組等の審議を行うことを目的として設置された審議機関です。

番組審議会選定 平成28年優良番組はこちら

【第648回 番組審議会】
平成29年 テレビ・ラジオ優良番組 決まる


テレビ優良番組
赤シャツの逆襲

ラジオ優良番組
子規・漱石生誕150年記念ラジオドラマ&シンポジウム『子規 対 漱石 ザ・ベースボール』

平成29年の優良番組を選ぶ、第648回番組審議会が2月21日(水)、本社8階役員会議室で開かれました。
審議会には7人の委員全員が出席し、平成29年1月から12月までに放送した、テレビとラジオの候補番組の中から優良作品の選定を行いました。

その結果、テレビ番組では、南海放送が制作した「赤シャツの逆襲」が、またラジオ番組では、南海放送制作の「子規・漱石生誕150年記念ラジオドラマ&シンポジウム『子規 対 漱石 ザ・ベースボール』」が、平成29年の優良番組に選ばれました。

《テレビ優良番組》
『赤シャツの逆襲』(平成29年11月24日放送・第646回番審テレビ合評番組)

[番組概略]
○ドラマあらすじ
愛媛県松山市を舞台にした、夏目漱石の名作小説「坊っちゃん」。その小説の中で、意地悪な憎まれ役のイヤなやつ“赤シャツ”は、「横地石太郎」がモデルとされている。だが、実際の横地石太郎は至って清廉潔白な人物であった。そう、「坊っちゃん」が発表されて100年以上にわたって、横地石太郎とその子孫はあらぬ汚名をかぶせられてきたのだ。

ドラマは、子孫を不憫に思った横地石太郎(佐藤二朗)が、横地家の誇りを守る為、あの世から甦る。また夏目漱石(筧 利夫)も甦り、現代の裁判所で自らの潔白を証明する歴史的法廷闘争コメディ!

愛媛じゅうが、日本じゅうが注目するこの裁判。いま、赤シャツの逆襲が始まる!

○メインキャスト
 赤シャツ(横地石太郎)役:佐藤二朗
 夏目漱石 役:筧 利夫

<原作>
 田中和彦
<制作>
 ゼネラルプロデューサー:清水啓介、大西康司
 脚本、プロデュース:岩城一平
 プロデューサー:山口誠、齋藤浩司、森角威之
 演出:林雅貴


委員の主な選定理由は次のとおりです。
○名作「坊っちゃん」の赤シャツに焦点を当て、奇抜とも思えるほどの発想で展開するドラマのおもしろさは、視聴者を十分に堪能させた。

○オリジナル版の毒がいささか薄められていた点は残念ではあるが、ある意味なりふりかまわず地元の文化資産を活用し、忘れられていた人物に光を当てた歴史法廷劇は、地方局ならではの意欲的試みとして高く評価したい。

○小説坊っちゃんで受けた松山の屈辱を逆手にとって、痛快なエンターテイメントに仕上げられていた。ラジオからのスタートも感慨深い。

○小説をドラマ化した作品は数多いが、小説に対する問題点の捉え方が他に例を見ない切り口を見せてくれた。

○法廷がメインのドラマですが、弁護士なしで、赤シャツがやり手弁護士のように被告の漱石を追いつめていく、テンポの良い、分かりやすい内容でした。

○県民として全く共感できる小気味よい作品。よくぞ映像化してくれた。

《ラジオ優良番組》
「子規・漱石生誕150年記念ラジオドラマ&シンポジウム『子規 対 漱石 ザ・ベースボール』」(平成29年5月28日放送・第641回番審ラジオ合評番組)

[番組概略]
鎖国を解いた直後の明治の人たちは一斉に押し寄せた外来語を見事に日本語化していました。当時を生きた言葉の達人子規と漱石、「高校野球」を題材に、カタカナ表現の外国語が溢れる現代に物申せとばかりに「日本語の意義」「子規と漱石の交友」を楽しみながら見つめ直します。ラジオドラマ(録音)とシンポジウムで構成します。

●ラジオドラマ
「子規 対 漱石 ザ・ベースボール」
正岡子規・夏目漱石の生誕150年にあたり、それぞれの母校「松山東vs二松学舎」の選抜高校野球での対戦をカタカナ用語禁止の架空実況中継。子規と漱石が時空を超えて仮想解説します。南海放送ラジオスタッフが総力を挙げて制作します。
※日本民間放送連盟賞エンターテイメント部門出品作品。
(脚本:小倉健嗣、チーフプロデューサー:三瀬雄一、プロデューサー:稲田貴志、ディレクター:乗松佳洲彦)

●シンポジウム
ドラマをふりかりながら、野球の用語和訳に取り組んだ子規の野球好きにまつわるエピソードや、漱石と子規が親交を深めた東京時代や松山生活、さらに二人の書簡交換などを紹介しながら、二人が現代に残した功績を紐解いていきます。
・パネリスト
 竹田美喜(松山市立子規記念館館長)
 篠原一郎(電通スポーツパートナーズ)
 田中和彦(南海放送社長)
・コーディネーター
 木藤たかお(南海放送ラジオパーソナリティ 元ニッポン放送アナウンサー)


委員の主な選定理由は次のとおりです。
○外来語をどう処理するか、は後発国として近代世界に参加した日本にとって今後もゆるがせにできない課題であるが、架空実況を通じてそれが包含する問題に迫った、おそらくテレビでは成立せずラジオだからこそできたドラマは示唆するところが多かった。

○子規と漱石の親交と野球を軸としたシンポジウムとドラマの構成が魅力的に連動していた。

○地元松山が生んだ文化人を当時の記録を参考にしながら創作した作品はよかった。

○話題性のあるテーマの番組でした。シンポジウムの最後に、パネリストに次の夢を語らせたのが良かったと思います。また、ドラマも、実際の試合をベースに、聴きやすいものでした。

○子規・漱石・極堂生誕150年記念番組として、南海放送らしいユニークな番組に仕上がった。面白かった。


以   上
(番組審議会事務局)
淺井直子(委員長)主婦・詩人
樋口康一(副委員長)愛媛大学 名誉教授
浅野幸江ギャラリーしろかわ元館長
森本しげみNPO法人シアターネットワーク えひめ 代表理事
稲葉隆一大一ガス(株)代表取締役社長
柳田幸男(株)愛媛新聞社専務取締役
村田毅之松山大学法学部教授
 
* 南海放送番組基準 *

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